2020年神宮借用問題は冷静になればヤクルトファン拡大のチャンス。

 
みなさん。
こんにちは。マエコウです。
 
 
 
我らがスワローズが最近調子が良いので、今更ながら神宮借用問題についてまとめと考察をしてみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
4/6から5/6までの記事をまず参考にしてまとめていきます。
 
神宮借用問題の流れについて知っている方は飛ばしてください。
 
 
 
 

五輪組織委員会の提案内容

 
 
 
五輪組織委員会が宗教法人明治神宮にオリピック開催に伴って神宮球場を借用して欲しいと交渉してきました。
 
 
 
 
オリピック開催日程は7/24から8/9で、パラリンピック開催日程は8/25から9/6となっています。
 
 
 
つまり、この期間であれば約1ヶ月と+αの間神宮球場を借用すれば済む話です。
 
阪神タイガース夏の甲子園の間は本拠地が3週間使えなくなってしまうので、神宮借用もあり得なくないはない話です。
 
 
 

神宮借用の利用目的

 
 
 
ただ、五輪組織委員会の要望する借用期間は1ヶ月ではなく大幅に広い7ヶ月間でした。
5月から11月までです。
 
利用目的としてはボランティアの待機場や資材置き場になります。
 
 
確かに新国立劇場に隣接する神宮球場をこのような目的が使うことになれば運営がスムーズに行くことは確実です。
 
 

神宮が借用候補になった背景

 
 
神宮球場が候補に上がった背景には神宮外苑の再開発があります。
 
 
1.東京五輪までに秩父宮ラグビー場を壊して駐車場にします。
 
2.五輪後にその駐車場を新神宮球場にします。
 
3.その後旧神宮球場を取り壊して、そこに新秩父宮ラグビー場を建設します。
(この再開発もなんだがグダグダです)
 
こういった再開発は老朽化した神宮球場秩父宮ラグビー場の建て直しにとって大いにメリットがあります。
 
 
 
さらには、新国立劇場相まって神宮外苑をスポーツの聖地として日本全国そして世界に打って出れることになります。
 
 
 
 
 

神宮借用に対する球団とファンの反応

 
 
ただ、ヤクルトファンとしてこれはいかがなものかと思います。
再開発の背景があったとしても神宮球場を7ヶ月も借用させてくれとは難しいと言わざるを得ません。
 
 
 
そもそも、7ヶ月も資材置き場やボランティアの待機場に使われたらプロ野球を始めとした試合約300試合分が宙に浮くことになります。
 
 
 
神宮球場では東京ヤクルトスワローズであれば主に企業が購入しているシーズンシートから広告まで多くの企業が絡んでいます。
プロ・アマ問わず多くの試合がこの神宮球場で行われます。
2020年まで4年ありますが、果たしてまとめあげることができるのか。
 
 
 
 
 
また
ヤクルトファンからも怒りの反応が後を断ちませんでした。
 
 
問題は2点ありました。
 
1.宗教法人明治神宮へいきなり話がいったこと。
2.借用の際の代替案を五輪組織委員会が全く練っていないこと。
 
 
 
特に2は矛先が期間ではなく五輪組織委員会の対応に向けられました。
借用自体に不満がない人も五輪組織委員会の借用が決定されたのちに細かいことは決めていきますという態度に怒りを露わにしました。
 
この五輪組織委員会の傲慢な態度はネットの記事でも扱われていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

マエコウの意見

 
 
 
 
 
 
おそらくこの神宮球場借用の件はおそらく期間が短縮されるのが精一杯でどこか別の場所に移される可能性は無いと踏んでいます。
 
 
なので2020年はどちらにせよヤクルト球団は苦しいことになってきそうです。
 
 
 
 
ファンのためにも徹底抗戦はして欲しいですが、再開発後のことを考えると折れる気がします。
 
 
 
 
 
神宮球場がヤクルトの本拠地になることが前提の話になってしまいますが。
 
 
 
また
7ヶ月間使用できないとまずアマチュア野球の場所が問題になります。
 
 
 
 
これに関してはプロとは違ってホームビジターの概念は考える必要がないので、別の場所で開催も容易だと思います。
 
 
 
2020年どうしても神宮球場で試合を!目指していた方には不運を被ってもらうことになりそうです。
皆が平等にというのはこの世ではあり得ないので。
 
 
 
ではホームビジターの問題が起きるヤクルト球団の場合はどうでしょうか?
 
 
 
 
確かに7ヶ月使えないのは球団としてもファンとしても痛いです。
 
何しろ2020年シーズンの球団経営での収入がほぼなくなってしまいます。
 
 
 
 
本拠地が東京なので、東京ドームを借りたりできます。
ただ、他球場を借りる場合は賃貸料を支払わなくてなりません。
 
これは球団にとってもデメリットしかありません。
 
 
 
 
 
 
ここで視点を変えて地方開催・地方巡業を取り入れてみてはどうでしょうか?
 
 
坂東さんも言っていましたが、ヤクルトは松山坊ちゃんスタジアムがあります。沖縄県浦添でも良いでしょう。
 
 
 
 
地方開催を1年間やれば、球団としてはうまくマーケティング行えばファン拡大を狙っていくことができます。
 
 
 
 
また、地方開催数を増加させていくという球界の前例にもなりヤクルトが2020年地方巡業開催を例にだして球界を引っ張っていけるチャンスが広がる事にもなります。
 
 
 
 
 
さらには、既存の地方ヤクルトファンはいつも見に行くことがデキないヤクルト戦を見ることができます。
 
 
 
 
東京のファンには残念だが2020年は試合に見に行く回数が減ってしまうかもしれません。しかし、その感覚を地方の人は毎年味わっているので、我慢できるのではないでしょうか?
 
 
 
 
それでも
東京住みのヤクルトファンは東京ドーム、横浜スタジアムマリンスタジアムと足を伸ばせばいくらでもヤクルト戦は見れるかと思ます
 
 
 
ずっとビジターで観戦することになってしまいますが、そこも1年間の我慢ですね。
 
 
 
 
 
ただ、巡業の場合は相手球団の交通費を支払わなくてはならないようで、そこの出費が気になるポイントです。
 
 
 
 
当然、その辺りは五輪組織委員会にしっかりと補償をしてくれのかどうか?神宮球場で開催するのと地方球場で開催した際の収益差額をどう補償をしてくれのかを問い詰めるべきですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤクルトファンにとって我慢の1年になりそうな2020年神宮借用問題です。
 
 
 
 終わり
 
 
 
 

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